屋根の構造と形状
屋根は、建物の上部に位置し、外部に面して空間を覆い、直射日光・雨露・風雪から人間の生活を保護すると共に、その建物全体のデザイン上に、重要な要素をなすものです。
日本建築の特徴は、屋根が建物を形づくるところにあり、屋根の美しさにあるといえます。
しかし、日本のように寒暑の差が激しく、雨の多い気候風土では、特に屋根の構造と形状について、十分考慮する必要があります。
屋根の構造は小屋組みといい、形状や梁間の大きさ、屋根ふき材によって異なります。
ソファー ベッドを置いた木造住宅において軸組み工法のときは、和小屋組みとされ、小屋梁は松の丸太材を使用し、その上に小屋束を立て母屋を支える工法です。
和小屋組みは垂直材で屋根荷重を支えるため、水平力に弱い傾向があります。
これに比べて、洋風の小屋組みは、合掌や斜材を組み合わせてトラスを形成し、力学的に合理的な構造であり、規模や梁間の大きい建物に用いられています。